雪の華、君の香り、君ヲ想う

「ま、まさか・・・
佳奈さんの好・・・
いや、言ってた啓さんって・・・」


「うん、この人だよ。」


佳奈はニコッと微笑んだ。


「えええーっ!!!!!」


「藤森啓。 
藤森鉄成は芸名。」


「藤森啓です。 よろしく。」


鉄成は瑠香に右手を差し出した。


「ああっ・・・ 
よ、よろしくお願いしますっ!!!」


瑠香は自分の手をパジャマで拭き
鉄成と握手した。