雪の華、君の香り、君ヲ想う

「瑠香!?」


真治は瑠香の顔を覗きこんだ。


「真治・・・」


消えそうな声で瑠香が答える。


「瑠香!? 瑠香!?
起きたんかぁ?」


瑠香が小さく微笑んだ。


「やったぁ・・・・
やったぁぁぁー!!!」


真治は瑠香の手を強く握り
大きな声で叫んだ!!