雪の華、君の香り、君ヲ想う

ベットに横たわったままの瑠香。


「嫌ぁぁぁぁぁー!!!」


さっきの夢で瑠香の声が甦る。


くっそぉ・・・


俺はどうしようもない怒りが
込み上げてきた。



ガバッ!!


俺は立ち上がり病室のドアへと向かう。


「ちょっと真治!!
どうしたの?」


佳奈がびっくりした様子で俺を見た。