雪の華、君の香り、君ヲ想う

「おい瑠香、どうしたんや?
何があったんや?」


「真治・・・
私・・・幸せだった・・・
真治に出逢えて・・・
本当に幸せだったよ・・・」


「瑠香・・・?」


「真治が初めてだった・・・
ちゃんと私と向き合って
話してくれたの・・・

こんな私でも死ぬなって・・・

こんな私でも大切に
想ってくれたの・・・

真治が初めてだった・・・

私・・・初めて人を
人を好きになれたんだよ・・・?」


「瑠香・・・」