雪の華、君の香り、君ヲ想う

「捕まえたぁ!!!」


一人の男が後ろから瑠香に抱きついた。


「嫌ぁ、放してっ!!」


「大人しくしろって!!」


ガンッ!!


男は瑠香の肩を持ち、壁に押し付けた。


「放してっ!! 放してっ!!」


その瞬間、男の顔が近づいてきて、
瑠香の唇を奪った。