雪の華、君の香り、君ヲ想う

ガシッ!!


香川は瑠香の胸ぐらを掴んだ。


「私に逆らったんだから
お仕置きが必要ね?」


「放してっ!!」


パンッ!!」


瑠香は香川の手を払いのけた。


「痛っ!!」


香川はキッと瑠香を睨む。


あっ・・・


瑠香は自分でもびっくりしていた。
今までにない自分の行動に。


心臓はバクバクと音を立てていた。