=*=*=*= 「光さん。」 「ぁ、隼人。 お疲れさま。」 「さんきゅ。 帰ろ?」 「うんっ。」 あたし達は、 駅に向かって自転車を 漕ぎ勧めた。 隼人との帰り道は、 話が絶えることがない。 隼人がどんどん話をふってくれるし、あたしの答えやすいような話をしてくれる。 「光さんさ、 いま好きな人いんの?」