「あ、いた。あいつ、俺のダチ☆」


「そーなんだ...確かに見たことあるっ!(笑) 龍はバイトしてないの??」


「俺??俺はラーメン屋。」


「そーなんだぁ。なんかイメージあるかも♪」


「まじ??嬉しいわ☆今度連れてくなっ!!」




そんな会話をしながらお昼を食べる。



「この後どこ行くのー??」


「んー...プリクラ撮りに行かないか??俺たちの初デート記念♪」


「いいねっ☆行こ!!」






食べおわると予定通り近くのゲームセンターへ...


「どれにしようかな〜♪」


「すいてるヤツでよくね??」


「うーん、これでいっか!!」




プリ機に入る。
画面の操作をして撮り始める...



『3、2、1───パシャッ』




「...藍...」




最後の1枚、ふいに呼ばれて龍の方を向く。




...チュッ...

─────パシャッ




「ぁ...//」


「初ちゅープリ♪(笑)」


「...ーっ//」


「あれ...??イヤだった...??」



そう言って上目遣いで見てくる...//


「ちがっ//...初めてだったから...っ//」


「...照れてる??可愛いっ♪」


「ーっ!!ばか龍ーっ!!//」



嬉しかった。
こうゆうデートってしたことなかったから。



龍といる時はトモのことなんて、すっかり忘れて楽しく過ごせたんだ。




この先、ずっと...


幸せでいられたらいいな...