「...お前さ...そぅやってずっと笑ってろよ。」


「...え??」


「お前、最近作り笑いしかしてねぇじゃん。トモとあいさつしててもいつも悲しい顔してる。...でも俺は、お前の本当の笑顔がすきだ。
だから俺が藍の笑顔、守っから。」


そう言ってニコッっと笑う龍。



「俺の前では...笑って??ぜってぇ幸せにするから。」


「──っ...ぅ...ありがとぉ...」


「だーかーらーっ!!泣くなって〜...今言ったばっかじゃんか(笑)...泣くのは、俺の腕の中だけな??」


───ギュッ...


龍の腕の中はすごく暖かくて、すごく...安心した。


この人ならずっと一緒にいられる。

トモのこと忘れられるかも...



そう思ったんだ。





「...よしっ!!腹減った!!飯行こうぜっ♪」



気が付くともうすぐ1時。
いつの間にか結構時間すぎてたみたい。


2人で近くのファミレスに向かう。



ここのお店では、龍の友達がバイトしてるんだって☆