ギューッツ。


「痛いって、、」


そういって陸くんの手を払いのけた。




「お前、浮気かよ。」


そう言って、軽蔑した眼差しを向けられた。


「違うよ。本当に友達で帰り道が
危ないから送ってくれるって」



そう。

ホントに言い訳じゃなくて、それが事実。



「あいつが危ないかもしれんやろ!?」


そう喚く陸くん。


「なんで?友達なんだよ。」


「だから、お前は怖いんだよ。」


なんか陸くんの言ってる意味が

全く分からなくて、困惑する。



「いいか!もう男と話しすんな。
それから携帯だせ。」


そういって携帯を奪うなり

男子のアドレスを全て消した陸くん。




もちろん、素直に引き下がってないよ。



アドレス消されたことに対して

抗議したけど取りあってもらえず

諦めざるを得なかったんだ。