カフェで注文したコーヒー。


あんなに種類があるのに一緒。



注文したときは思わず笑ってしまった。





「俺は洋画のスパイモノが好きなわけ。」


力説しだした陸君。


それについて行ける自分に

少し驚きはしたが話だす。



「拳銃の撃ち合いシーンとかよくない?」


「そうそう!あのスリルなぁ!」



それからは映画の話や



洋画、部活、家族など



いつまでも喋り続けた。






明るかった空はいつの間にか


日を落とし暗くなりだしていた。