不確だった。


出会ったその日に


夜を共に過ごす女は沢山いた。



けど



出会ったその日に


恋をしたのは初めてだった。











一目惚れ











有り得ない。

しかも、相手は高校生。

正式にはこれから…











朝起きて

窓辺に立つ彼女は

神秘的だった。

大袈裟なんかじゃない。



このまま


窓から落ちていきそうで


逃げないように



誰にも見せたくなくて


隠すように


彼女の背後から

覆い被さった。






色んな話がしたかった


彼女の事が知りたかった。




隣に座らせ

窓から景色を眺めていたので

気に入ったか聞くと



「好き……かな。」











ドキッとした。















それと同時に















聞かずにはいられなかった

















「じゃ……オレは?」














彼女と目が合うと


体が先に動き





















キスをした。