「杏里…あの… 3年間ありがとう。 私、杏里と友達になれて本当によかったって思ってる。 だから、これから先もよろしくね…?」 「何言ってんのさ! 真子は今もこれから先もずっとずーっと私の大事な親友だよ!」 「杏里ぃ…」 「ストップ! 真子が泣いたら私も泣いちゃうからだめ!」 私は真子にハグをしてから教室をあとにした。