私は西紀 千聡。 高校に入って、初めて好きになった先輩に只今振られました。 私の初恋が砕け散った。メールが苦手なのに、毎日メールしたし、先輩と接点をつくろうと頑張った。 「う、ぅぅ」 私が中庭の自販機にもたれて泣いていると、後ろから、 「…大丈夫?」 「!?」 私は急に声をかけられたらことにびっくりして、勢いよく振り向いた。