ハヤトが名を名乗ると急に、何か不思議なことがあるかのようにアリスの表情が変わった。
「いま、何とおっしゃいました?」
「『はせがわ はやと』だけど?」
アリスは考え込んだ。数分間の沈黙が続き、ハッとして言った。
「思い出しました!!『はせがわ はやと』って、この世界に伝わる伝説の中のヒーローですよね!?あなたは、その中の『はせがわ はやと』を名乗ったのですよね?
あなたの本当のお名前ではないですよね?こんな名前、この世界ではありえません」
こんな名前っ悪かったな。ハヤトは少しイラっとした。
「もちろん本当の名前さっ。それと、伝説の中のヒーローってなに?」
アリスの表情は弾んでいる。
「いま、何とおっしゃいました?」
「『はせがわ はやと』だけど?」
アリスは考え込んだ。数分間の沈黙が続き、ハッとして言った。
「思い出しました!!『はせがわ はやと』って、この世界に伝わる伝説の中のヒーローですよね!?あなたは、その中の『はせがわ はやと』を名乗ったのですよね?
あなたの本当のお名前ではないですよね?こんな名前、この世界ではありえません」
こんな名前っ悪かったな。ハヤトは少しイラっとした。
「もちろん本当の名前さっ。それと、伝説の中のヒーローってなに?」
アリスの表情は弾んでいる。
