アナタをいつまでも。



キーンコーン…

「じゃあHR終わります」


「きりーつ、れー」










HRが終わったから私は、空を見上げてた。



…今日は青空か。



「…。…の…」


?空耳…かな?



「あのっ!」



やっぱり、空耳なんかじゃなかった。


私こういうの苦手。友達はつくらないつもりだから。



「あの~っ!聞こえてますかぁ!」



「…聞こえてるわよ。こんな近くだったら」


…話しかけてきたのはさっきの、小柄な大人しそうなひとだった。