「話をしてるうちについたね。ここが教室だよ」

私の目の前には3-Aとかかれたプレートがあるドアがある。


…A組なんだ、私。



「じゃあ、呼んだら来てね」


高山先生がドアを開けて入る。









「じゃあ入ってきて」



ガラガラー…



「…原田陽菜未さんだ。残り後一年だか仲良くしてくれな?じゃあ、挨拶を」



「…よろしくお願いします」



「じゃあ席は…あそこな」


高山先生が指した席は、窓側の一番後ろだった。


前の席には小柄なかわいらしい女の子、隣は爽やかな男の子、斜め右前には派手目な男の子が座ってた。