☆陽菜未side☆ 「あ、龍~!」 沙耶は教室に入ると、すぐに彼氏さんのとこへ行った。 沙耶は私の過去を、知っている1人。 話したときは、ボロボロに泣いてた。 その瞬間、私は“この子なら信頼できるかもしれない”と思った。 ふと、空をみる。 少し曇っていて、雨が振りそうな天気。 ああ、あの日もこんな天気だったっけ… あの日も…