☆陽菜未side☆ …白い、砂浜。 …打ち寄せる、波。 ーー…『…さん!お…さん!』 ーー…ザザーッ ーー…『あらあら、転ぶわよー…?』 ーー…『気を付けるんだぞー…?』 …この声は? 分かってる。この声は…この思い出は… まぎれもなく“あの人”だ。 そして、その続きは。