蒼太と笑いながら教室に戻ると、みんなの視線が一気に俺に向いた。


女子の声…↓

『星月君って二宮さんのこと好きだよね!?』

『だよね!?あんな発言したし…』

『星月君のこと好きだったのに…』


男子の声…↓

『星月って絶対二宮さんのこと好きだよな!?』

『やっぱり!?俺、二宮さん狙ってたんだけど…』

『俺も気になってた…』


みんなコソコソなんか言ってるし、姫乃は中本となんかしゃべってるし…。


「お前みんなの注目の的だな(笑)」

「笑いごとじゃねーよ…。」


はぁ…
穴があったら入りたい…。


「なんか、クラス全員に正也が二宮さんのことが好きなのバレたな!」


うっ…
俺自身も、それは思った。


「まぁ、元気出せって!!」

めっちゃ蒼太に励まされた…
なんか複雑…(笑)