蒼太は「じゃあなっ!」と言い残して帰って行った。 「正也!か〜えろ!」 姫乃がキラキラした笑顔で言ってきた。 そんな笑顔見せられるとヤバいって…。 「あぁ!帰りに姫乃の好きなアイス買ってやるよ!」 「えっ!ほんと!正也大好き!!」 そう言って俺に抱きついてきた。 ヤバっ…だ、抱きしめたい…。 って何考えてんだ俺!! ダメに決まってんだろ! 「さぁ、早く行くぞ!!」 「うん!」