クラスに着いた俺たちは、それぞれの席に座った。 姫乃の席は俺の斜め前だった。 「よっしゃ〜!」っと心の中で叫んだ。 姫乃の方を見ると、前の席の女子と仲良さそうにしゃべっていた。 姫乃を見ていたら、後ろの席の男子が話しかけてきた。 「なあなあ!俺、島崎蒼太!よろしくな!!」