アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

柊真はあたしの手首を持って、自分のおでこから離し……。


「本当なら、この距離で見つめたら、気絶しちゃうハズだけど?」


大きな体を折り曲げて、あたしの瞳をのぞきこんだ。


な……な……なに……これ。


さっきから、柊真の甘ったるい空気は変わらないし。


「でも、なんで、おまえは倒れないわけ?」


こんな……ふきだしちゃうような、自信たっぷりの発言を、どうして柊真は真顔でするんだろう?