アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「え?」


「だって、久しぶりじゃん。
こういうの」


そう言われてみれば、そうかも。


今までのあたしたちは、ずっとこんな感じだったけど。


ここ最近は、全然楽しくなかった。


「やっぱ……。
おまえとは、こんな感じが一番落ち着く」


そんな言葉とともに、柊真はあたしの隣にドカッと座った。


「……っと」


柊真の体重で、体が柊真のほうに傾く。


だからあたしは、柊真との距離を開けようと腰を浮かしかけたのだけど……。