アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

いいなぁ。


こんな関係も。


そう思っていると、やっと笑いをおさめた瑞貴サマが、時計を見ながら言った。


「ほら、美桜ちゃん。
行ってこれば?」


「え?
どこにですか?」


「ん?
そんなの、もちろん、柊真ん家だろ」


「……え」


なんだか、瑞貴サマ。


口調がワイルド。