アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「いつかキミが気づくんじゃないかと」


「……なにに……ですか?」


「僕への気持ちは、憧れだと。
そして、本当に好きなのは、柊真だということに」


「えっ……」


「だから、キミを……。
あんな風に。
シバる真似をした」


「…………」


「好きだという言葉を、キミに告げることで」


「…………」


「でも、大丈夫。
もう、柊真のところに行きなさい」


瑞貴サマは、お兄さんのような、お父さんのような笑みを浮かべて、ほんの軽くあたしの頭に触れた。