アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「それであたし。
柊真がお姉さんに頼んでメールで連絡してくれた、瑞貴サマに連れられて帰ったんだけど……」


「…………」


「でも、瑞貴サマ。
なんか、上の空で……。
話を切り出すことができなかったんだ」


「…………」


「だから、近いうちに話したいとは思ってるんだけど……」


そのとき、そこまで無言だった陽ちゃんが、スマホをポケットから取り出した。


「今日の瑞貴くんの予定は――っと。
あ、ダメ。
じゃあ、明日……も、ダメ。
あさっても……無理。
んー。
瑞貴くん、忙しいね~。
あっ、でも。
金曜日なら大丈夫そうだよ」