「美桜が柊真の住所を聞きたいなら、お兄ちゃんが教えてあげる。
美桜が柊真に会いたいなら、お兄ちゃんが会わせてあげる。
美桜が柊真と仲直りしたいなら……」
「言ってない」
「ん?」
「あたし、言ってない!」
気づくとあたしは、イスから立ち上がり、そう叫んでいた。
「言ってないよ、お兄ちゃん。
あたし、柊真の住所を教えてとは言ったけど。
会いたいなんて、ひとことも言ってない。
もちろん、柊真と仲直りしたいなんて、もっともっと言ってない!」
どうしてそんなに興奮するのか、自分でもよくわからなかったけど。
心臓が、胸が、ドキドキバクバク痛かった。
美桜が柊真に会いたいなら、お兄ちゃんが会わせてあげる。
美桜が柊真と仲直りしたいなら……」
「言ってない」
「ん?」
「あたし、言ってない!」
気づくとあたしは、イスから立ち上がり、そう叫んでいた。
「言ってないよ、お兄ちゃん。
あたし、柊真の住所を教えてとは言ったけど。
会いたいなんて、ひとことも言ってない。
もちろん、柊真と仲直りしたいなんて、もっともっと言ってない!」
どうしてそんなに興奮するのか、自分でもよくわからなかったけど。
心臓が、胸が、ドキドキバクバク痛かった。

