アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

どこまでも、シーンと静かな空間が広がっているように感じる。


だから……。


「ゴクッ」


この空気に耐えられなくなったあたしの生つばを飲み込む音が、異常に大きくあたりに響いた。


「っ……」


それでちょっと我に返ったらしい柊真が、斜め後ろのソファを指さす。


「と、とりあえず……。
座るか……」


「う、うん……」


こ、困ったな。


この空気。