アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「わかってるよ。
ファンには、申し訳ないことをしたと思ってる」


「それだけじゃないでしょ」


ほら、やっぱり、そうだ。


あたしのことだ……。


ウォークインクローゼットの中で、ギュッと胸のあたりの服をつかむ。


「はぁ?」


まぬけな声を出す柊真。


そりゃそうだよね。


柊真にわかるはずはない。


でも、あたしにはわかったよ。


ありがとう。
雪奈さん。


本当のことがわかって、あたし、ものすごくうれしいよ。