「お待たせ。
美桜ちゃん」
あたしが写真を見ていることに気づくと、にこっと笑いながら近づいてきた。
「いいでしょ。
その写真」
「はいっ」
「家族でハワイに行ったときなの。
確か……。
柊真は5才くらいだったかな」
「へぇ~。
かわいい。
っていうか、もろガキ大将面ですね~」
くすくす笑ってから、「あっ!」と気づく。
お姉さんに向かって『ガキ大将面』はないよね~。
美桜ちゃん」
あたしが写真を見ていることに気づくと、にこっと笑いながら近づいてきた。
「いいでしょ。
その写真」
「はいっ」
「家族でハワイに行ったときなの。
確か……。
柊真は5才くらいだったかな」
「へぇ~。
かわいい。
っていうか、もろガキ大将面ですね~」
くすくす笑ってから、「あっ!」と気づく。
お姉さんに向かって『ガキ大将面』はないよね~。

