「わかってますよ。
つか、俺はまだ入れてないでしょ。
お説教なら――……。
部外者を入れた陽太にしてくださいよ」
鋭い瞳であたしを見ながら、親指をクイッとたてた柊真と目があった。
「俺のは、未遂。
でも、陽太は……。
あのチビを楽屋に連れ込んでましたから」
「……え?
あのチビって、まさか……?」
いつもよりも早口で問う瑞貴サマ。
次の瞬間……。
部屋をのぞきこむ瑞貴サマの顔が見えた。
つか、俺はまだ入れてないでしょ。
お説教なら――……。
部外者を入れた陽太にしてくださいよ」
鋭い瞳であたしを見ながら、親指をクイッとたてた柊真と目があった。
「俺のは、未遂。
でも、陽太は……。
あのチビを楽屋に連れ込んでましたから」
「……え?
あのチビって、まさか……?」
いつもよりも早口で問う瑞貴サマ。
次の瞬間……。
部屋をのぞきこむ瑞貴サマの顔が見えた。

