アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

そのとき……。


「わかっていると思うけど。
柊真。
ここには、メンバーやスタッフ以外、入れてはいけないよ」


冷ややかな瑞貴サマの声が聞こえてきた。


えっ?
瑞貴サマっ!?


思わず背筋が伸びてしまう。


倒れこんでいたソファから、急いで起き上がる。


髪の毛とか、乱れてないかな?


手ぐしで髪を整えながら、ドアのほうを見る。


その瞬間……。