「おまえのせいだぞ?」
さっさとバケツを床に下ろしたらしい柊真が、首を左右に振ってコキコキっと鳴らし
「だから、コレも。
おまえが持て」
腕を組んで壁によりかかり、傲慢な目つきであたしを見下ろして、つま先でコツンとバケツを蹴った。
「もちろん、2個とも」
…って、そんなに持てるか!
つーか、なんであんたのを持たなきゃならんのだ。
その前に、あたしだって下ろしたい。
さすがに、水の入ったバケツ2個はキツイもん。
さっさとバケツを床に下ろしたらしい柊真が、首を左右に振ってコキコキっと鳴らし
「だから、コレも。
おまえが持て」
腕を組んで壁によりかかり、傲慢な目つきであたしを見下ろして、つま先でコツンとバケツを蹴った。
「もちろん、2個とも」
…って、そんなに持てるか!
つーか、なんであんたのを持たなきゃならんのだ。
その前に、あたしだって下ろしたい。
さすがに、水の入ったバケツ2個はキツイもん。

