アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「もし、関係ないなら……。
美桜。
あたしと侑斗先輩のこと。
応援してよ」


「…………」


「あたし。
本当に……。
侑斗先輩のこと、大好きなの」


「…………」


「大好きすぎて……。
こんな風に、親友の美桜のことを傷つけても平気なくらいに」


そう言う藍ちゃんの肩は、ぶるぶるぶる……と、小刻みに揺れている。