アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「クラスの男子からだって、ガッツリスルーされてるの。
藍ちゃんだって、知ってるクセに」


「…………」


「それなのに、こんなこと言うなんて。
意地悪以外のなにものでもないよ~」


ぷっと口を尖らせながら、抗議する。


「美桜~。
それは、違うよ。
勘違い」


あたしの腕を引いて地下鉄に乗り込みながら、藍ちゃんが言った。


「高嶺の花すぎて、声かけられないんじゃん」


「……は?」