アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「いいなぁ。
美桜は。
イケメンくんたちにモテモテで~」


学校を出て、地下鉄に向かう道でも、藍ちゃんはずっとそんなことを言っている。


「もぉ、やめてよ、藍ちゃん」


ほらっ。
道ですれ違う人も、変な顔をしてるじゃん。


「でもぉ。
本当のことだも~ん」


藍ちゃんは、横目であたしを見て、唇をとがらせた。


「……っ」


この調子だと、やめない気だな。