アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

「だから、さっきは、あんな風に逃げ出しちゃったけど……」


「…………」


「でも、あたし。
付き合うから。
絶対絶対、付き合っちゃうから」


「…………」


「お兄ちゃんが反対しても無駄だからね。
あたし、超絶イケメンのアイドル様と付き合っちゃうんだから!!!」


こぶしを握りしめて。


一気にしゃべって、ぜぇぜぇと、肩で息をする。


その間、お兄ちゃんは、ずっと黙って聞いていた。