アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

お兄ちゃんは、なかなか言葉を発しない。


それどころか、急に立ち上がった。


「えっ?
お兄ちゃん!?」


これで、終わり!?


お仕事に行っちゃうの!?


「ちょっと待って!!」


お兄ちゃんの影に声をかける。


シャリン……と、小さな金属音が聞こえた。


続いて、戸惑うような小さな声。


「コレ。
“S”のペンダント……。
もしかして、柊真の?」