アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

今すぐ穴掘ってもぐりたいぐらい。


でも、ここじゃあ、そんなこともできないから。


せめて、お布団でもかぶっちゃおう。


――バサッ!!


猛烈な勢いで、顔にお布団をかぶせた。


「……っ」


クスリと笑う小さな声が聞こえた。


え?


今の笑い声。


あたしじゃない。


……と、すると……?