「わかってると思うけど――…」
そんな言葉を口にしながら、細くて長い指をあたしの短い小指と絡ませ、愛おしそうにあたしの小指に唇を寄せ、一転
「約束を破ったら――…」
フッと、少しコワイ笑みを浮かべ
「――“お仕置き”するよ?」
瑞貴サマは、するりとはずした指で、あたしの唇をきゅっと摘んだ。
「わかったね?」
そんな言葉を口にしながら、細くて長い指をあたしの短い小指と絡ませ、愛おしそうにあたしの小指に唇を寄せ、一転
「約束を破ったら――…」
フッと、少しコワイ笑みを浮かべ
「――“お仕置き”するよ?」
瑞貴サマは、するりとはずした指で、あたしの唇をきゅっと摘んだ。
「わかったね?」

