アイドル様と☆甘きゅんラブ【完】

でも、いつもと違うところは、ほんの少し……頬に赤みがさしているところ。


いつもは、もっと、真っ白だもん。


その頬が、少しとはいえ、上気しているということは……?


「いくつになっても、嘘が下手だね?
美桜ちゃん」


ハッとするような鋭い声をかけられて、あたしの背筋は、ピキッと伸びた。


瑞貴サマ、怒ってる!!


「侑斗も侑斗だ。
妹かわいさに、真実をねじ曲げようとするな」