『俺、用意してから行くから。
先帰ってていーよ』
膨れっ面の茜の頭に“ポンポン”と手をのせた。
すると。
膨れっ面のまま茜がまた呟いた。
「…まだいいって言ってないし」
『なにが?』
「泊まりくるの」
『……イヤなの?』
「………………………」
……茜チャン。
顔と態度はイヤがってマセンよ?
沈黙はOKサインと判断して。
『…明日休みでよかったな。
今夜、寝かさないから』
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
本気7割、冗談3割のセリフを吐きながら。
“チュッ”
軽いリップ音をたてるキスを。
茜の唇にを落とした。

