『…ソレ…意味わかって言ってんの…?』
「わ、わかってるよ!!」
そんなコト言われたら。
ギリギリ限界突っ張ってる俺の理性。
どっか行っちゃいますケド?
ワイシャツの裾を握ったままの茜が顔を上げた。
顔がほんのり赤くなってる。
…自分で言っといてテレてんの?
でも。
そんなトコも可愛くって。
とても年上だとは思えない。
『…泊まり、行ってもいい?』
茜の赤い頬を指先でなぞりながら顔を覗き込んだ。
途端。
茜は目を見開いた。
…と、ほぼ同時に。
指先で触れていた頬が。
“ボンッ”と効果音がつきそうな勢いで顔が熱くなった。
『……顔、熱いよ?』
「う、うるさいッ!!」
“プイッ”っと顔を背けた茜の横顔は。
ちょっと膨れっ面だった。

