半熟cherryⅡ


それでも。

保健室に寄るのは止められない。




「…後、つけられてる感はねぇんだけど」

『予定たてて動いてるワケじゃないのにな』

「……GPSでも仕込まれたか?!」


そう言うと。

涼真はバッグの中を探し始めた。



……アホだ、コイツ……。





でも。

相手に気付かれないでこれだけ撮れるんだから。

腕はイイんだろうな。



今回封筒に入ってたのは。

帰り道に公園でバスケやってたトキの写真。

バスケに夢中になってたのもあるケド。

全然気付かなかった。



もったいねぇよな。

そんなイイ腕、別のコトに使えばいいのに。





「あ?なんだコレ」



写真を見ていた涼真が声を上げた。