舞浜からの宣戦布告を受け取ってから2週間が過ぎた。
『……よくもまぁ飽きないコトで』
机の上に置かれた“ソレ”をつまみ上げた。
毎日じゃない。
不定期に置かれる“白い封筒”。
中身は…決まってる。
「…郁が“彼女いる”って公言しちゃえば舞浜、諦めるんじゃない?」
ケンチャンが封筒を見ながら言った。
『…そしたら今度は“相手は誰だ”とかカンケーないのが来そうじゃん』
「あ、そうか〜」
アハハ、と笑うケンチャン。
…笑い事じゃねえっつーの…。
封筒の中身は“写真”。
俺と涼真の写真。
学校帰りのものばかりだから。
放課後、つけられてるコトは間違いない。
こんな写真ばっかり撮って。
俺らの写真集でも出すつもりか?
なんて思いながらため息を吐いた。

