半熟cherryⅡ


「お前、なんであんなの相手にすんだよ!!
お前の“秘密”なんてアイツのコト以外ねぇじゃねぇか!!」



バレたら…お前だけじゃねぇ。

茜だってタダじゃすまねぇのに。

…涼真が付け足すように呟いた。



そんなの。

涼真に言われなくたってわかってる。



『…あんなヤツが原因でダメになるなら。
どのみち終わるよ』

「郁ッ?!」

『俺と茜の心配する前に。
お前だって舞浜に狙われてるコト忘れんなよ』



涼真のコトだ。

絶対忘れてる。



『俺は茜が大事だ。
お前だって一美センセイが大事だろ?』



まだ付き合ってないにしろ。

“ウワサ”は怖いからな。



「…そりゃあ、まぁ…」

『傷つけたくなかったら、舞浜から守るしかない。
……ボロ出すなよな、涼真』





涼真の言うように相手にしなきゃよかったんだ。

でも。

“隠さなきゃ続かない”んだ。


舞浜ごときに負けてたまるか。