半熟cherryⅡ


『…コレ、返すわ』



“白い挑戦状”を指先で摘んで。

舞浜の目の前でプラプラさせた。



「…よく撮れてたと思うんですけどね」

舞浜はクスクスと笑いながら封筒を受け取った。



「知りたいコトがあんなら、コソコソしねぇで聞きにくりゃいいじゃねぇか」

ため息混じりの涼真が言う。



「本人から直接聞いたって、本音なんか言うわけないじゃないですか」



クスクスと笑っていた舞浜は。

突然、獲物を捕らえようとする直前の鋭い瞳に変わった。





「他人に知られたくないことを暴くから楽しいんですよ」







舞浜は。

心の奥にある“秘密”を見透かすかのように。

視線を外さない。



……なるほど、ね。

こうやって挑発してくるか……。



『ま、なにが知りたいのかは知らないケド。
やれるもんならやってみな』





さっきの“挑戦状”受け取ってやるよ。