『…コレ、返すわ』
“白い挑戦状”を指先で摘んで。
舞浜の目の前でプラプラさせた。
「…よく撮れてたと思うんですけどね」
舞浜はクスクスと笑いながら封筒を受け取った。
「知りたいコトがあんなら、コソコソしねぇで聞きにくりゃいいじゃねぇか」
ため息混じりの涼真が言う。
「本人から直接聞いたって、本音なんか言うわけないじゃないですか」
クスクスと笑っていた舞浜は。
突然、獲物を捕らえようとする直前の鋭い瞳に変わった。
「他人に知られたくないことを暴くから楽しいんですよ」
舞浜は。
心の奥にある“秘密”を見透かすかのように。
視線を外さない。
……なるほど、ね。
こうやって挑発してくるか……。
『ま、なにが知りたいのかは知らないケド。
やれるもんならやってみな』
さっきの“挑戦状”受け取ってやるよ。

