半熟cherryⅡ


「誰でもいいんなら他、行ってくんない?」



涼真の冷たい声が耳を通る。



「誰でもいいなんて言ってないでしょ?!
あなたがいいから待ってたんじゃない!!」

ゆるパーマが涼真の袖を掴む。



「時間の無駄。
どんなに頑張られても彼女以外の女に興味ナイの」

涼真がため息を吐いた。





その様子を見ている俺の腕には。

まだ巻き髪の女が絡み付いている。



…こいつら。

何でこんなにしつこいの?





「あの2人はほっといて、ウチらは行こうよ」

すっかりその気の巻き髪の女。



『…行かねぇよ。そんな気サラサラないし』

巻き髪の女の腕から自分の腕を抜く。



「…アタシ、巧いってよく言われるんだよ〜?」



……“何が”巧いんだか説明してみろっつーの。

白昼堂々と女が何言ってんだか。