半熟cherryⅡ


この2人が店から出て行ったのはだいぶ前。



……出てくるの待ってた、とか?


ギャル女を見た隣の涼真は。

明らかに顔を引きつらせた。



…涼真、金髪嫌いだからなぁ…。



自分がヒヨコみたいな金髪だから。

“自分と同じ色はイヤ”と。

なんともワガママな理由。





「隣の席にいたんですけど気付いてましたぁ?」

金髪巻き髪女が俺の前に立つ。



……気付いてましたとも。

あんだけ覗かれりゃ気付かないワケないだろーが。



「よかったらこれから遊びませんかぁ?」

こちら金髪ゆるパーマが涼真の前に立った。



「彼女いるし」

「え〜、じゃあ彼女にナイショで」

「無理」

…涼真の眉間のシワは深まっていった。